スポーツジムの体罰「パワハラ」と「愛のムチ」の違いは?

2019.02.09 (土)

スポーツ界の体罰問題はニュースでも度々取り上げられます。精神力や肉体の強化が必要とされるスポーツやフィットネスの世界では「愛のムチ」と呼ばれるような指導も目にします。しかし、場合によってはその愛のムチがパワハラや体罰になってしまうケースもあります。そこで今回は、スポーツジム内でのパワハラや体罰の注意点についてお話します。

 

パワハラの定義は6種類

パワハラの定義は6種類あります。身体的な攻撃、精神的な攻撃、人間関係の切り離し、過大な要求、過小な要求、個の侵害の6つです。この中で、スポーツジムのトレーナー間で起こりやすいのは「精神的な攻撃」と「個の侵害」の2つです。

 

精神的な攻撃とは

精神的な攻撃というのは、バカ・クズ・辞めてしまえというような言葉の暴力です。厳しい体育教師がこのような暴言を生徒に浴びせる光景は私も見たことがありますが、スポーツジムで気をつけたいのは、クライアントのコンプレックスについての発言です。スポーツジムに通われている方の中には、体型や容姿の悩みを抱えている人も多いです。

 

個の侵害とは

個の侵害というのは、「そんな生活習慣だから筋肉がつかないんだ」と言うような、スポーツジムのトレーナーというの立場であることを利用した私生活の批判。また、トレーニングが終わった後に電話をして「ちゃんと食事はできているのか?どうなんだ?」と言うような、トレーニング時間以外の不要な連絡です。このような生活習慣や食生活など、クライアントの私生活に踏み込んだ指導を行う場合、ホームケアがサービスの一貫であることを明記したり、事前に了承を得る必要があります。

 

関連記事「スポーツジムのセクハラトラブル。インストラクターと会員の関係性」

 

スポーツの練習で追い込むときの注意点

スポーツの練習やトレーニングでは、本人が限界を感じているところから、さらに追い込む場合があります。その理由は、肉体よりも先に脳が限界を感じるため、本人(脳)はもうできないと思っていても、実際に体はまだ動けるというケースがあるからです。

 

このようにスポーツの練習やトレーニングの際に、クライアントは「もう無理です、できません」と言っているのに、トレーナーが「まだまだできますよ、続けましょう」というのは良いのでしょうか?

 

会社とジムは違う

ここにも大切なポイントがあります。たとえば会社の場合、会社からお給料をもらっているという立場にあります。そこで自分が与えられた仕事を断ってしまうとお給料や残業代がもらえない場合があります。そのため、会社内においてはパワハラ被害者は立場的に不利な条件が多いです。

 

しかし、一般的なスポーツジムの場合、クライアントはお金を払ってサービスを受けているお客様側の立場にあります。サービスを受けて対価を支払うというスタンスなので、もしも嫌なことや望んでいないことがあれば、断ることができます。

 

強制的な体重測定はNG

スポーツジムで体重を計りたくない時に、トレーナーが「体重を計りましょう」と言っても、クライアントが望んでいなければ無理に計らせることはできません。それを「体重を計らないと成果がわかりません」「現状と向き合わなければ体作りはできません」と無理やり体重を計らせようとすると、場合によってはパワハラ指導にあたる場合もあります。

 

 

スポーツジムでパワハラ(体罰)を受けないために

まずはジム仲間やトレーナーと日ごろからコミュニケーションを取っておくことをおすすめします。なぜなら、体作りに対する価値観は人それぞれで、目指しているところも人によって違うからです。あなたはそこまでストイックに行うつもりがなくても、ジム仲間やトレーナーがストイックに厳しく接してくるかもしれません。あなたが何を目指して運動しているのかを事前に伝えておくことで、そのようなパワハラを回避できます。また、意思表示をすることも大切なので、嫌なことは嫌だと言うようにしましょう。

 

関連記事「部活顧問のパワハラ。証拠の残し方、体罰の時効、身の守り方」

 

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