パニック障害と美容院。発作が起きないための対処法

2018.11.06 (火)

パニック障害には、広場恐怖予期不安という症状があり、美容院・歯医者・地下鉄・高速道路など、逃げ場がなく、身動きの取れない場所が苦手です。

 

「髪が伸びたから切りたい」「ヘアスタイルを変えたい」「髪をきれいに整えたい」と思っていても、なかなか美容院に行けない人もいます。

 

そこで今回は、パニック障害の人が美容院に通うときの注意点や、発作が起きないための対処法を美容師さんに聞いてきました。動画にもまとめましたので、映像でもご確認ください。

 

パニック障害であることを伝えるべき?

 

美容師さんとの関係性にもよりますが、パニック障害の悩みを言える間柄であれば、持病があることやその日の体調を伝えた方がいいです。

 

なぜなら、美容院ではお客さんの体調に合わせて、施術の内容や、使う薬剤などを考えてくれているからです。

 

パニック障害に限らず、腰痛・生理・風邪・花粉症などの症状も伝えておくと、その状態に合わせた施術をしてもらえます。

 

頭皮や髪質は健康のバロメーターでもあるため、普段はカラー剤が沁みないのに生理中は沁みやすいなど、同じ施術を受けていても、その日の健康状態によっても異なるそうです。

 

体の不調を伝えて嫌な顔をする美容師さんはいませんので、体調が優れないときはガマンせずに伝えてみてください。美容師さんがあなたの体調に合わせて、適切な対処法を提案してくれるはずです。

 

 

飲み物を持参するのはあり?

 

多くの美容院で、飲み物の持ち込みが可能です。特にパニック障害の人はカフェインが苦手でコーヒーが飲めないという方もいます。美容院で出してもらったからといって無理に飲まずに、自分が安心できる飲み物を持っていくといいでしょう。

 

また、薬の持ち込みも可能だそうです。パニック発作の対処法として薬を飲んでいる人もいますが、美容院では施術中に薬を飲むこともできます。

 

安心できるものなら何でもOK

さらに美容院によっては、ひざ掛け(ブランケット)やぬいぐるみなど、持っていると安心できる物の持ち込みを受け入れてくれるお店もあるそうです。

 

ただし、それらの持ち込みは美容院によって対応が異なります。電話予約やネット予約の際に、持って行っても良いか確認しておくといいでしょう。

 

 

途中でトイレに行きたくなったら?

 

パニック障害には過敏性腸症候群という症状もあり、ストレスを感じるとお腹が痛くなりトイレに行きたくなります。また、席を立ったり、外の空気を吸いたくなる人もいます。

 

基本的には、美容院でカットをしている時に、「トイレに行きたい」「席を立ちたい」「外の空気を吸いたい」というのがあれば、どのタイミングでも可能です。

 

薬剤をつけている時だけNG

唯一、席を立てないのが、薬剤をつけている時です。カラー剤やパーマ液などを塗っている時間は、トイレに行けません。(薬剤をつけ終わって待っている時間は大丈夫です)

 

もし途中で中断したい場合は、薬剤を塗る前に美容師さんに伝えましょう。カラーであれば、根元を塗っていても洗い流すことができます。

 

パーマも巻いているだけの状態(まだ薬剤を塗っていない状態)であれば、途中で中断することができます。

 

※注意※ パーマ液を塗ったら中断できない

パーマに限っては、薬剤に「1剤」と「2剤」というのがあり、1剤をつけた状態でやめることはできません。1剤を塗ってしまったら最後まで続ける必要があります。

 

そのため、もしも長時間座っているのがツライという場合は、無理をせずに薬剤を塗る前に伝えるようにしましょう。

 

 

どんな美容院を選ぶべき?

 

美容院には大手チェーン店と個人経営の美容院があります。パニック障害の人が美容院に行くときは、どのような美容院を選べば良いのでしょうか。

 

結論からいえば、個人経営の美容院がおすすめです。実際に私もパニック障害になってからは、いつも個人経営の美容院に通っています。その理由は3つあります。

 

1.臨機応変な対応

まず1つめは、臨機応変な対応です。大手チェーンだとお客さんの回転率を上げるために、予約を詰めて取っていきます。私も何度か通ったことがありますが、お客さんの前後の予約に余裕がなく、途中で中断できないというプレッシャーがありました。

 

個人店の場合、前後のお客さんと重ならないように余裕をもって予約を取ってくれます。途中でトイレに行ったり、中断して後日改めて通うときなど、臨機応変に対応してもらえるので安心感があります。

 

2.担当者が変わらない

2つめの理由は、毎回同じスタイリストさんに担当してもらえることです。パニック障害であることをカミングアウトしたり、心と体の悩みを第三者に相談するのは勇気のいることです。

 

担当が変わることで、行く度にパニック障害の説明をしなければいけなかったり、引き継いだ美容師さんに病気のことが伝わっていないこともあります。

 

個人経営の美容院なら担当が変わることがないので、自分のことを理解してくれているスタイリストさんのサービスを受けられます。

 

3.人目が気にならない

3つめの理由は、店内の雰囲気です。大手チェーンの美容院だと周りがバタバタしていて悩みを言いづらかったりもしますが、個人経営の美容院なら周りの目を気にせずに通えます。

 

個人店は小さい規模で行っているので、体の悩みや不調も言いやすい環境にあります。人目が気になるという方には、小規模経営のお店が通いやすいでしょう。

 

もちろん大手チェーン店には、たくさんの事例があったり、たくさんの人に紛れた方が安心できる人にとってはメリットがあります。

 

美容院選びに正解はないので、あなたの体調や美容院に求めるものによって、最適なお店を選んでみてください。

 

 

対処法まとめ

「パニック障害であることを言える関係性であれば伝えておく」「安心できる飲み物を持っていく」「途中で中断もできるが、薬剤を塗る前に伝える」「個人経営の美容院の方が寄り添った接客をしてくれる」

 

パニック障害の人が美容院に行くときは、これらを参考にしてみてください。美容院によってサービスや対応も異なりますので、不安なことは事前に確認しておくことをおすすめします。

 

《取材・撮影協力》
美容室 Ciel etoile(シエルエトワール)

 

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