うつ病の家族対応。絶対に言ってはいけない5つの言葉

2019.02.17 (日)

うつ病やパニック障害などの精神疾患は、家族の理解と正しい対応が必要です。うつ病やパニック障害の人には、前向きになれる言葉と、避けるべき言葉があります。もしあなたの家族がうつ病になってしまったら、言葉選びなど対応の仕方を意識してみてください。

 

NGワード1.「甘えてるだけでしょ」

これが1番よく言われる言葉ですが、実はまじめで責任感が強い人ほど、うつ病やパニック障害になりやすいのです。

 

実際に、エリートサラリーマン・キャリアウーマン・生徒会長・学級委員だったような人が、うつ病やパニック障害になってしまいます。

 

うつ病の人を見ると「なんであの人が?」と思うような人が多いです。その人の行動をみればわかりますが、決して甘えている訳ではありません。むしろ、甘えたくても甘えられない人に多いのです。

 

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NGワード2.「そんなの気持ちの問題だよ」

うつ病やパニック障害は「心の病気」ではなく「脳の病気」です。気持ちでどうにかなるものではありません。ですが残念なことに、気の持ちようで改善されると思っている人が非常に多いのが現状えす。

 

脳の病気を患っている家族に対して「気持ちの問題」というのは、骨折した人に向かって「気持ちで治せ」と言っているのと同じです。

 

うつ病を患っている家族から、あなたはうつ病という病気を理解していない人だと思われてしまう可能性もあるので気をつけましょう。

 

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NGワード3.「それって本当に病気なの?」

うつ病やパニック障害などの精神疾患は、見た目にはわかりにくい病気です。私も自らカミングアウトしなければパニック障害だと気づかれません。ある特定の状況になるとパニック発作が起きますが、それ以外は普通の人と変わらないのです。

 

ストレスから発作が起こるケースも多く、休日に遊びに出かけるときは平気でも、仕事になると発作が出てしまうことがあります。普段は遊んでいるのに仕事の時だけ具合が悪くなってしまうのです。

 

その結果、「普段は元気なくせに…」と仮病だと思われてしまいます。うつ病患者は本当に病気なのかと疑われることがよくありますが、その言葉が回復を遅らせてしまうのです。

 

 

NGワード4.「何でこんなこともできないの?」

一般の人が当たり前のようにできることでも、うつ病の人にとっては困難なこともあります。

 

たとえば私の場合、学校の授業などで60分間教室の中にいるのが苦痛になり、パニック発作を起こしてしまいます。ただイスに座っているだけの事がものすごくツライのです。

 

社会人の場合、会議やミーティングなどです。電車に乗る、歯医者に行く、美容院に行くなど、一般の人が日常的に行なっていることができないケースが多いです。

 

できないことに1番苦しんでいるのは本人なのに、さらに家族が「何でこんなこともできないの?」と言ってしまうと、さらにうつ病の人を追い込んでしまう言葉になります。

 

 

NGワード5.「女々しいやつだな」

体育会の男社会の中でこのような言葉を言われてしまう人も多いです。今年に入ってからもスポーツのパワハラ問題が目立っていますが、まだまだ熱血系の根性論スポーツは多いです。

 

スポーツの上下関係や連帯責任は独特なものがあります。スポーツを頑張っている人の中にもうつ病やパニック障害の人は多いです。

 

体育会系の世界では少し消極的になるだけで「女々しいやつ」呼ばわりをされてしまいます。そもそもこの言葉自体が相手を不快にさせる言葉ですが、もし息子さんや娘さんが部活のプレッシャーからうつ病になった場合、このような言葉は使わないようにしてください。

 

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前向きワード1.「そばにいるからね」

集団行動療法というのがあるように、理解者がそばにいてくれるだけで安心できます。特に一緒にいる時間が長い家族の存在がとても重要です。味方になってくれる家族の存在を本人が理解することが大切です。

 

 

前向きワード2.「良くなっているね」

うつ病はすり傷や骨折のような外傷とは違い、回復の過程が目には見えません。よくなっているのかわからないので不安も強くなります。

 

本人があせりを感じたり、まわりの人が回復を急かしてしまうこともありますが、うつ病は、ゆっくりと時間をかけて治すものです。少しでも良い兆しがみえたら「良くなっているね」と声をかけてあげてください。

 

 

前向きワード3.「できたね」

先に述べたように、うつ病やパニック障害になると何気ないことが困難になります。私がパニック障害の時は電車に乗るのも困難でした。電車内に閉じ込められていることにストレスを感じ、過敏性腸症候群になってしまいます。まずは1駅ずつ乗る練習から始めました。

 

このような普通の人にとっては当たり前のことでも、本人にとってはすごい努力なのです。メンタル不調で苦しんでいる家族がいたら、1つ1つの行動を拾ってあげて、どんなに些細なことでも「できたね」と言ってあげてください。

 

 

前向きワード4.「ありがとう」

うつ病になりやすい人は責任を一人で背負ってしまったり、必要以上のプレッシャーを感じやすいです。一人だけ夜遅くまで会社に残って残業をしていたり、家族のために休日返上でがんばっています。

 

そのため、ちょっとしたミスでも他人に迷惑をかけてしまっていると感じます。周りの人に助けてもらうことすら罪悪感を感じてしまう人もいます。

 

そこで「ありがとう」などの感謝の言葉をかけてあげましょう。家族からの感謝の言葉やポジティブな言葉によって気持ちがラクになります。

 

 

前向きワード5.「大丈夫だよ」

これも安心感を与える言葉です。精神疾患には、また発作が起きるのではないかという予期不安や、電車などの特定の場所に恐怖を感じる広場恐怖があります。

 

そのような時に「無理しないで」と声をかけるより、「大丈夫だよ」という声かけの方が安心できます。

 

 

まとめ

何気なく使っている言葉で相手を傷つけてしまうことがあります。特に「甘えている」「気持ちの問題」といった言葉は、うつ病やパニック障害を理解していないとも思われてしまいます。

 

たとえば、あなたが女性の場合、生理になって具合が悪いときに「そんなの気持ちの問題だ」と旦那さんから言われたらどのような気分になるでしょうか。

 

きっと良い気分にはならないでしょう。他人には理解できなくても、本人にしかわからないツラさがあるのです。

 

それと同じように本人はそのことに真剣に悩み、向き合っています。家族の対応として、できるだけ前向きになれる言葉を使うように心掛けてみてください。

 

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