うつ病の家族対応。リストカットをした家族に対しての声かけ

2018.09.13 (木)

うつ病の家族対応の悩みの1つに、自傷行為(リストカットなど)をした家族に対しての声かけがあります。家族が自傷行為をした姿を見ると、きっとビックリしてしまうと思います。冷静な声かけをするのもなかなか難しいかもしれません。

 

そもそも、うつ病などのメンタル不調を患うと、なぜ自傷行為をしてしまうのでしょうか。ある研究によると、自傷行為の直後に脳内でエンケファリンやエンドルフィンという物質(脳内麻薬)が分泌されるといわれています。その効果により、自傷によってつらい気持ちが和らいだと感じるのです。

 

なので自傷行為をする時は、ツライ状態にあるので、リストカットは「助けて」のサインともいえます。自傷行為は不安・抑うつ発作が関係しています。この状態になるといままでとは別の精神状態に入り、別人のようになります。

 

「誰も私のことを理解してくれない」と不安な気持ちになり、自分の体を傷つけるような行動を取ります。私がパニック障害のときに行なっていた、爪で腕を引っかいたり、腕を噛む、たばこの火を押し付けるなどの行為も同じです。

 

 

家族はどのように対応する?

 

自傷行為は「助けて」のサインなので、頭ごなしに「自傷行為なんてしちゃダメだよ」と叱責したり、「どうしてそんなことをしたの?」と問い詰めるような言い方はNGです。

 

また、「どうせ人の気を引きたいだけでしょ」「別に死にたい訳じゃないんでしょ」と安易な考えでいるのもよくありません。

 

もしも家族が自傷行為をした場合、「つらかったんだね」とわかろうとしたり、自傷行為が自殺に発展しないように、行動に気を配りましょう。

 

不安・抑うつ発作は夕方や夜に起きるケースが多いと言われています。その時間帯は特に気にかけながら、専門的なことは医師に相談しましょう。

 

 

「リストカットをやめるためにタトゥーを入れたい」

 

「リストカットをやめるためにタトゥーを入れたいです。タトゥーを入れたらジムにも通えなくなりますか?」過去に頂いたご相談です。パニック障害と自傷行為に悩む19歳の男性からです。

 

結論からいえば、タトゥーを入れたらほとんどのジムは通えなくなります。特に大型のスポーツクラブは難しいでしょう。個人経営の小さなジムや、パーソナルトレーニング専門のジムであれば可能なところもあります。他の会員に見えないように長袖Tシャツなどで隠せばOKというジムもあります。

 

このようなご相談をいただいたのは、私自身も10代~20代前半は自傷行為をしていたからです。そしてその痛みやイライラを紛らわすために、タトゥーも入れようともしました。実際に彫り師を紹介してもらい、デザインを決めるところまでいきました。

 

私がタトゥーを入れようと思ったきっかけは、自傷行為から逃れたかったのと、幼なじみの従兄弟を亡くしたことです。私は従兄弟の名前を胸に彫ろうと思ったのです。「どうせ痛みを感じるのなら、一生体に残るものがいい」「体に彫るなら、心臓に近い胸のところに従兄弟の名前を刻みたい」そのように思ったのです。

 

いろいろと考えた結果、結局彫ることはやめましたが、タトゥーを入れようとしている人にもさまざまな事情があります。もちろんタトゥーには肯定派・反対派があり、大半は反対派です。人によってさまざまですが、相談をするときはうつ病に理解がある人に聞くようにしましょう。

 

理解がない人に相談しても「一生消せないんだからやめた方がいい」という、ありきたりな言葉を返されてしまって終わりです。ただしタトゥーを入れたからといって自傷行為から解放されるかというと、そうではありません。

 

私はタトゥーを入れて不安やイライラを解消するよりも、まずはメンタル不調を改善することを優先して考えることを勧めています。その上で、まだタトゥーを入れたいかどうかを考えてみてください。

 

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