パニック障害でも仕事したい。私が経験した仕事まとめ10選

2018.10.01 (月)

パニック障害になると「思うように仕事ができない」という悩みがあります。しかし、薬代など何かとお金はかかるので、収入は必要となります。

 

いざ仕事をしたいと思っても、パニック障害の人はどのような仕事ができるのでしょうか。実際にパニック障害10年の私が経験してきた仕事を紹介します。

 

 

1.ゴルフ場のレストラン

 

パニック障害になって一番最初に働いたのは、高校3年生のときのゴルフ場のレストランでした。仕事内容はホールで注文を取ったり、ドリンクや料理を出すのが主な仕事です。

 

コンペがあるとパーティー料理の準備や片付けを行います。仕事内容としてはあまりツラい印象はありませんでしたが、ゴルフ場のレストランなので、企業の社長さんや有名な方を接客することもあり、緊張しながら働いていた記憶があります。

 

ゴルフ場は朝が早いですが、夕方6時には終わり、残業もほとんどないので、規則正しい生活を送りたい方におすすめです。パニック障害の私にとって、働くストレスになるような環境は特にありませんでした。

 

収入

高校生のアルバイトだったので、時給は750円でした。2~4時間を週3日ほど働き、月給3~5万円でした。正社員のお給料は把握していませんが、社員の多くが高級スポーツカーに乗っていたので、給料は良かったのではないかと思います。

 

ちなみに私が働いたゴルフ場では、レストランのウエイターと、キャディーの好きな方を選べました。キャディーの仕事の方が給料が良いとのことでした。また、レストランでもお客さんからチップをいただくこともあり、数ヶ月に1度くらい嬉しい臨時収入がありました。

 

 

2.焼肉屋の厨房

 

専門学生のころは焼肉チェーン店でアルバイトをしました。私のポジションは厨房です。厨房には、ドリンク・肉場・調理場の3つに分かれていて、新人はドリンクと肉の盛り付けの簡単作業です。お客さんが多いときは皿洗いも手伝います。

 

働き始めて半年を過ぎたくらいから調理場に入り、ビビンバ・クッパ・冷麺などの調理をするようになりました。混雑時は忙しいですが、トイレや休憩を自由に取れるのがパニック障害の私にとっては働きやすい環境でした。

 

収入

アルバイトなので時給850円。正社員でも20万円程度との話でした。給料自体は安いですが、まかないがほぼ無料で焼肉を食べられたので、一人暮らしをしている学生がたくさんアルバイトをしていました。

 

また、営業時間が17~23時と短いので、正社員でも昼間に副業をしている人もいました。スープの仕込みのために14時頃から出勤しているスタッフもいましたが、全体的に勤務時間は短いので、普通の会社に勤めるよりも働きやすい環境かと思います。

 

 

3.パスタ屋の厨房・ホール

 

初めて正社員として働いた職場です。元々料理が好きだったことと、焼肉屋やゴルフ場のレストランでもアルバイト経験があったので、飲食店での仕事は楽しく行えました。

 

しかし、入社したときに店舗・工場見学というのがあり、新入社員全員でバスに乗って都内を1日移動することがありました。私はパニック障害の広場恐怖と過敏性腸症候群があり、バスで1日移動することが困難だったので、体調不良を伝えて休ませてもらいました。

 

また、他の店舗にヘルプに行ったり、研修に行くときは上司と一緒に電車に乗ります。仕事終わりに上司と同じ電車で帰ることもありました。これは電車が苦手なパニック障害の人にとっては、ツラい時間になるかもしれません。

 

収入

20歳の新入社員でも20万円以上は貰っていました。残業もほとんどなく、月7~8日休み、ボーナス有りという好条件の職場でした。

 

その後、1年ごとに昇給・昇格もあり、20代でも手取り30万円代、30代では40万円代も目指せます。電車やバスでの移動さえなければ、私が働いた職場の中で一番待遇が良かったと思います。

 

 

4.倉庫内作業

 

私が働いていたのは、製麺工場の倉庫内作業です。仕事内容はラーメンやうどんの袋詰めやシール貼りなどの包装・梱包作業です。

 

簡単な単純作業でしたが、ラインが流れているので止めることができません。1人の作業が止まると機械を止めることになり、連帯責任になるというプレッシャーがツラく感じました。

 

パニック障害の人にとって、業務内容よりも、逃げ場のない環境などが気になるところです。過敏性腸症候群の私にとって、途中で中断できない仕事は苦痛でした。

 

また、朝8時の電車のため、高校生や大学生の通学ラッシュと重なり、電車通勤が苦痛でした。私の場合、朝の早い時間ほどパニック発作が起きやすいので、9時からの勤務開始も負担になっていました。

 

収入

時給は800円です。仕事は9~17時(休憩1時間)で、週5日働き、月収12万円くらいです。この時期はパニック障害も悪化しており、正社員にならないかというお話しもいただいていましたが、お断りしました。

 

正社員の給料は良さそうでしたが、クレーム対応などは車での移動となります。社員の人が車で埼玉~神奈川~群馬などを移動していた姿を見て、長時間の運転が困難な私には、正社員は無理だと思いました。

 

 

5.少年サッカーコーチ

私はパニック障害になっていても仕事がしたいと思っていたので、社会復帰のためのきっかけ作りとしてボランティアを始めました。

 

高校3年生から始め、20代前半まで続けましたが、私も小学生のときに所属していたチームなので、安心して練習に参加することができました。

 

しかし、試合の引率や審判はできません。車で子供達と試合会場まで運んだり、途中で交代ができない審判の仕事ができませんでした。

 

収入

ボランティアなので収入はありません。あくまでもパニック障害を克服し、社会復帰のための場として活動していました。

 

 

6.スポーツクラブのアルバイト

スポーツクラブのアルバイトは、ジムスタッフ・フロントスタッフ・プールの監視員の3つのセクションに分かれています。

 

ジムスタッフはマシンの使い方の説明、フロントスタッフは受付でチェックイン・チェックアウトの対応や、入会手続き・電話応対などが主な仕事です。どちらも問題なく働けました。

 

問題はプールの監視員です。監視台に座って30~60分、プールの安全管理をする仕事です。仕事自体はただ座っているだけですが、その場から身動きが取れません。

 

これがパニック障害の「広場恐怖」となり、具合が悪くなる日がありました。プールは室温・湿度も高く、貧血にもなりやすいので、座っているだけとはいえ、体力が消耗する仕事でした。

 

また、ジムの仕事はレッスンを担当するようになると、後継者を見つけないと辞めにくいというのもあり、アルバイトとしては責任の重い仕事でした。

 

収入

私はアルバイトだったので、時給850円でした。さらにスタジオレッスンなどを担当すると、1000円ほど時給にプラスになります。

 

アルバイトとしてフルタイムで働くと15~16万円くらい。正社員になると10万円代後半から20万円程度となります。

 

 

7.撮影のモデル

 

単発での仕事ですが、知り合いのカメラマンの撮影モデルのお手伝いをしました。知り合いということもあり、楽しい雰囲気で行なえて、苦痛なことは特にありませんでした。

 

本物のモデルさんのような容姿ではありませんが、イメージモデルやパーツモデルなど、一般の人でも撮影モデルになれる機会はあるようです。

 

実際に私もホームページやパンフレットを作るときは、知人にイメージモデルをお願いしています。

 

フォトスタジオなど正式な場所での撮影は緊張感がありますが、屋外や自分の好きな場所で取れる場合、パニック発作が起きる心配もなく撮影ができました。

 

収入

収入はピンキリです。日給で数千円にしかならないこともあれば、1~2万円以上になるときもあります。これは撮影場所やカメラマンなど環境にもよるでしょう。

 

私の場合は、プロカメラマンの撮影を1度だけ無料でお願いできるという条件と引き換えだったので、実質3万円程度の価値がありました。

 

 

8.Web関連・コンテンツ制作

 

私は今までの経験を、YouTubeで動画配信したり、ダイエットコラムの執筆、電子書籍の出版なども行なっています。

 

自宅にいながらできるので、環境に左右されずに自分のペースで仕事ができて、パニック障害の人にもできる仕事です。

 

実際にパニック障害についての経験談をYouTubeで配信し、収益化している人もいます。他にも、趣味のゲーム、靴磨き、コスメ、料理などのジャンルでコンテンツを作っている人もいます。

 

広告収入・アフィリエイト・印税などの権利収入は、地道な作業をコツコツを行なえる人には適した仕事だと思います。

 

収入

私の場合、収入はすべて合わせても月に2~5万円程度と少ないですが、自分のサジ加減でできるのがメリットです。私は本業の傍らで行なっていますが、作業に専念できれば月10万円以上も目指せると思います。

 

もちろん普通に働くよりは収入は少なくなりますが、一度作ったものが資産となり、時間が経っても利益を生み出すというメリットもあります。実際に数年前に作ったコンテンツが、いまでも数千円の利益になっています。

 

 

9.パーソナルトレーナー

私は24歳でパーソナルトレーナーになり、8年ほど活動しています。トレーナーの仕事には、会社の従業員とフリーランスの2種類あります。

 

私の場合、パニック障害ということもあり、会社の従業員ではなくフリーで活動を始めました。働く場所や勤務時間などをすべて自分で決められます。

 

フリーランス(個人事業主)という働き方は、パニック障害でも仕事をしたいと考えていた私には最適だと感じています。

 

レッスン中は逃げ場のない環境となりますが、マンツーマンレッスンなら自分のペースで働けますし、事前にパニック障害(パニック発作・過敏性腸症候群)であることもクライアントに伝えているので、万が一のときは中断できます。

 

収入

パーソナルトレーナーの収入源は主にレッスン料です。スポーツクラブで働く場合、レッスン料の70%程度がトレーナーの取り分となります。

 

個人事業主として活動すると売上がそのまま自分の収入になります。集客の大変さはありますが、自信がついたら独立してフリーで活動した方が利益を出せます。

 

人気のトレーナー(月100セッション以上)になると、月に50~100万円も目指せます。フリーで活動するにはトレーニングの技術だけでなく、営業力も必要となります。

 

 

10.セミナー講師

自分の経験が仕事になるのでやりがいがあります。参加者が多ければ、数時間でしっかりと収入が得られます。

 

セミナー中は逃げ場がない環境になるので、広場恐怖・予期不安が起こりやすくなります。講演などはハードルが高いですが、勉強会・交流会といった形であればパニック障害の人でも始めやすいです。

 

トイレがキレイな会場を自分で選んだり、セミナー中に小休憩の時間を設けたり、ワークタイムを作ってフリーになる状況を作ることで解決できます。

 

収入

セミナー講師は、自主開催の場合は売上から会場代などの経費を引いたものが利益となります。参加者がたくさんいれば収入も増え、少なければ収入はありません。

 

交流会や勉強会レベルだと1回あたり数千円から1万円程度。本格的なノウハウを提供する場合、1回のセミナーで数万円から数十万円も見込めます。

 

 

まとめ

倉庫内作業やプールの監視員のように仕事は簡単だけど逃げ場のないストレスや、焼肉屋の厨房のように仕事は大変だけどストレスがない仕事もありました。

 

パニック障害だけど仕事したいという人は、仕事内容や給料だけでなく、働く環境(仕事場の広さや交通手段)も考える必要があります。

 

私の場合、現在社会復帰できているのは、会社員ではなく、フリーランス(自営業)を選んだことが大きく影響していると感じています。

 

もちろんパニック障害の人に独立起業を勧めるわけではありませんが、自分のペースで仕事をしたいという方は、会社に縛られない働き方も考えてみてはいかがでしょうか。

 

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